支持者と当選の喜びを見せる香川氏(前列中央)=13日午後10時6分頃、志木市本町の選挙事務所で

 

任期満了に伴う志木市長選挙が6月13日、投開票され、現職で無所属の香川武文氏(48)=自民志木支部、公明志木支部、志木市商工会、県商工会など推薦=が新人の中山智美氏(49)との一騎打ちを制し、3選を果たした。投票率は、34.5%で4年前から1.05ポイント上がった。当日の有権者数は6万1,813人(男3万314人、女3万1,499人)。

勝利のだるまを手に安藤圭介議長(右)と笑顔あふれる香川氏

 

快勝した香川氏は「これまで4年間(2期目)の取り組みへの評価をいただいた。職員力をしっかりと結集しながら色々な課題にも取り組んできた。公共施設マネジメント、統廃合なども市民の皆様のご理解をいただきながら、大きな前進につながった。今、コロナ禍の中にあって迅速にワクチン接種を進め、また市民に寄り添った施策を展開することによって、継続的な取り組みが出来たことが大きな成果。引き続きコロナ対策について1日も早くワクチン接種を終えて、市民の皆様の元気につなげ、また将来的にコロナ後の生活様式を見通すなかで、元気づくり・行政のデジタル化・財政規律をしっかりと前進させ、持続可能なまちづくりの視点を大切にし、公約を丁寧に履行することで、選ばれし自治体として志木市の成長につなげていきたい」と3期目に向け力を込めていた。

 

志木市長選挙の開票結果
◎当選 香川 武文(無現③)  16,474
            中山 智美(諸派新)  4,592

※6月13日22時20分選管確定、無効258票、持ち帰り0、投票率=34.50%(前回33.45%)

 

取材/ニュータイムス岩下“ジモアイ”隆