志木市いろは健康21プラン推進事業実行委員会(あるっく志木)は5月19日、志木市中宗岡のいろは親水公園を中心に「第5回ノルディックウォーキング・ポールウォーキング全国大会」を開催。新緑のまぶしいなか、2~94歳までの約1100人がポールを使ったウオーキングを楽しんだ。秋田県や愛知県からも参加者がいたという。
これは、健康寿命日本一とまちの賑わいづくりを目指す志木市が市民協働で、平成27年から行っているもの。当初は4コースでの開催だったが、今では2、5、7、10、20キロのコースを設けている。参加者は好きなコースを選び、タイムレースではないので自分のペースで市内と近隣地域をポールを持つ手を上下に動かして歩いていた。
山下和彦実行委員長(了徳寺大学教授)は、「障がいのある方も楽しめるよう今回、大道芸人を呼んだ。素晴らしい大会を開くことができた」と出発式であいさつした。
名古屋市在住で台湾出身のチンメイフさん(59)は、「志木市で全国大会が行われると知り、初めて参加した。ノルディックウオーキングはとても健康に良い」と斜めにカットされたポールの先を使った歩き方を見せてくれた。
市では志木第四小学校をモデル校に、小学3・4年生を対象とした「子どもノルディックウォーキング・ポールウォーキング教室」を今秋から実施する計画だ。
取材/ニュータイムス岩下“ジモアイ”隆