第48回衆議院議員選挙が10月10日公示され、朝霞地区四市(埼玉4区)では朝賀英義氏(67)=共産、青柳仁士氏(38)=維新、吉田芳則氏(43)=希望、豊田真由子氏(43)=無所属、穂坂泰氏(43)=自民の5人が立候補し、決戦の火ぶたがきられた(※届け出順)。この日朝からマスメディアでも注目区と報じられ、混戦を呈している。
朝賀氏は「9条改憲をストップさせ子育て・介護の充実」、青柳氏は「実感できる経済成長、安心できる外交防衛力を」、吉田氏は「誰にもチャレンジできるための教育・福祉を」、豊田氏は「子育て・教育・外交・安全保障・経済対策」、穂坂氏は「地域に即した教育、全世代型社会保障を」と訴えている。
8日の朝霞市民体育祭での候補者3氏による呼びかけや、10日夜まで駅立ちする候補者もいて、予断を許さない様相だ。
マスコミでは投開票の22日(日)の3日前にならないと風が読めないという。商工会で活躍している肉店の店頭で深々と頭を下げる候補者もいて、各陣営の必死さが伝わってくる。前職が約3か月に渡り機能しなかった4区。地元民からは「いなくたって別に困らないよね」という声も聞こえるが、国家がどこに向かうのか、600億円ともいわれる多額の血税が投入されているこもあるわけだから、何が本質なのかを見極め、投票日まで地域の人々と話し合うことを願ってやまない。
取材/ニュータイムス岩下“ジモアイ”隆