志木市吹奏楽団オール志木ウインド(野口敏明代表)の創立25周年記念の定期演奏会が6月26日、志木市民会館パルシティ大ホールで開催された。

挨拶する野口代表(市民会館大ホールで)
挨拶する野口代表(市民会館大ホールで)

野口代表はステージで、配布された記念のクリアファイルとプログラムに記された平成3年(1991)創立の同楽団25年の歩みを紹介し「市制功労表彰式など市の行事で演奏協力してきたので、特別に志木市吹奏楽団と名乗ることができた。志木市とつくのは近隣でも珍しい。(今回の)テーマは『なかま』で25年間ずっと同じメンバーではなく、変わっていくメンバーにバトンをつなげてきたが、応援してくれる皆さんは不動で、また増えている」と感謝の言葉を述べた=写真=。

 

香川武文志木市長は、「吹奏楽を通じ本市の文化向上に貢献されている。今後も市民が音楽にふれ

る機会を増やしてほしい」とメッセージを寄せた。

玉山氏(中央)と志木市吹奏楽団オール志木ウインドの皆さん
玉山氏(中央)と志木市吹奏楽団オール志木ウインドの皆さん

この日満席となった大ホールで、武蔵野音大卒・南ミシシッピー大学院卒で全日本吹奏楽コンクー

ル審査員、弘前市吹奏楽団音楽監督などを歴任している玉山絢一朗(たまやまけんいちろう)氏の

指揮により、『ゆかいな仲間の行進曲』をはじめクラッシックステージ(第1部)と、『スター・

ウォーズ行進曲』などポピュラーステージ(第2部)の構成で10曲ほどが披露された。

 

ポピュラーステージの『愛燦燦(あいさんさん)』では、志木市在住で創作舞踊「華扇流・夢扇会

」の会主・華扇藤若(はなおうぎふじわか)さんが特別出演。舞踊と吹奏楽のコラボレーションが

発表された。

 

同楽団を初めて鑑賞したヤセ騎士(ないと)さんは、「アマチュアの素人感がまるでなく、レベル

が高い。すばらしい!」と感動をあらわにしていた。25年間におよぶ時に厳しいレッスンの積み

重ねの成果を会場で感じていたようだ。

 

取材/ニュータイムス“ジモアイ”隆