志木市民まつり実行委員会主催の第11回志木市民まつり「カッパだよ!全員集合!!」が12月2日、志木市民会館と周辺のパルシティ通りなどで行われ、約34,000人(主催者発表)の集客で賑わいを見せた。会場に集まったカパル、カッピー、志木あらちゃんなどのキャラクターは31体=写真=。
志木市商工会長で実行委員長の清水良介氏は開会式で、他市の人から「志木市は1年間を通じて行事を行っていていいですね」と讃えられることを紹介した上で、「カパルが日本一になったビッグニュースがあったので、今後広めていきたい。賑わいづくりをキャッチフレーズに、市民まつりでは見て・食べて・遊んで、大いにお買い物も!」と力を込めた。
来賓の香川武文は、満席となった開会式のホールを見渡して市外からの来場者が多数であることを確認。「最も遠方から来られた方は?」と呼びかけると、北海道千歳市から来た人が手を上げたので、カパルと一緒に写真撮影できる権利をサプライズで贈った。
ステージでは志木市広報大使(第1号)のカパルに対し、PR活動の実績を讃えて特別住民票の交付式も行われた。香川市長は、「グランプリ獲得の報告会ではテレビ・新聞の各社が集まってシャッターを切る回数がすごかった。自分が市長選挙で当選したときより反響がすごい」と感想を述べた。
千歳から志木へ来たカパラーの宮川栄子さん(45)は、ステージ上でカパルと一緒に写真撮影をしてもらい、「3年ほど前から夫婦でファン。初めてカパルとの2ショットを撮ってもらい感無量」とコメント。
商工会商業部会による恒例のチャリティービンゴ大会では、朝から販売したビンゴカード800枚が35分間で完売。来年は1,000枚できるのでは千客万来のカパル効果に期待を寄せていた。
この日、第2回志木市ご当地グルメ王決定戦も開催され、市内の飲食店など10店が参戦(昨年は7店)。801ポイントの内150ポイントを獲得したらーめんの小池さん(店名)による「宗岡トマトらーめん」が見事グルメ王に輝いた。2位は芳醇煮干 麵屋麵屋樹の「激おこプンプンカッパ麵」(132P)、3位はタノンカレーの「カパルちゃんのグリーンカレーオムレツ」(120P)だった。
表彰された店主の小池さんは「地域活動に励む宗岡の上原さんが作るトマトと1か月かけてコラボが完成した。トマトのさっぱり感とセロリ・人参・玉ネギをすりおろしてつくるミルポワも使って鶏白湯スープでコクを出した」と話していた。中宗岡にあるらーめんの小池さん店舗には、企画運営した市商工会青年部からご当地グルメ王認定のぼりが後日贈られて飾られる。「宗岡トマトらーめん」は今後、冬場のみ店舗で食べられるというからお試しを。
さらに、ステージでは第46回農産物品評会表彰式も行われ、以下の方々が受賞した。
<農産物品評会特別賞一覧>
埼玉県知事賞 米 小山武英さん
埼玉県知事賞 大根 綱島 稔さん
志木市長賞 白菜 金子幸一さん
さいたま農林振興センター所長賞 かぶ 三枝晃男さん
北足立農業委員会連絡協議会長賞 ごぼう 山中榮太郎さん
埼玉県農業共済組合長賞 里芋 齊藤健一さん
あさか野農業協同組合長賞 柿 山中きみ子さん
志木市議会議長賞 ビオラ 抜井和彦さん
志木市農業委員会長賞 味噌 市之瀬志津子さん
志木市農業祭実行委員会長賞 チンゲン菜 三枝将樹さん
取材/ニュータイムス岩下“ジモアイ”隆