公益社団法人朝霞法人会(増田敏政会長)の第6回定時総会が5月26日、新座市東北のベルセゾンで開催され、理事や会員約170人が四市から参集した。来賓は熊藤公平朝霞税務署長、並木傑新座市長、豊田真由子衆議院議員ら多数。平成29年度事業計画と予算4,457万円の収支予算書が報告され、平成28年度の決算・監査報告承認と理事などの選任について2議案が可決。
平成29・30年度の会長に再選された増田会長は、四市はひとつと強調した上で、朝霞税務署への要望として①会員の7割が黒字決算を出しているので、表彰を増やしてほしい、②税務調査を簡素化してほしい、③節税などためになる研修会・セミナーを開催してほしいと訴えた。また雇用についても「地元の高校生を地元の企業が採用してほしい」と呼びかけた。
熊藤税務署長は挨拶で、「できるだけ多くの皆さまを表彰してもらうよう国税庁へ上申している。法人会員へは税務調査をしないということはできないが、決算期説明会へ経営者も参加していただきコンプライアンスを高めてほしい。ためになる研修会については、(申告で)誤りやすい事例などを税理士会へ情報発信しているので、経営者も学んでいただきたい」と答えた。
朝霞法人会では、昨年初めて開催した「税に関する絵はがきコンクール」など税に対する理解をより深めてもらう活動を今年度も実施するという。
取材/ニュータイムス岩下“ジモアイ”隆